都立高校入試で出題ミス
東京都教育委員会は、2月21日に実施した都立高校の入試で出題ミスがあったと発表しました。
ミスがあったのは国語です。
大問題5「古文融合問題」の問5です。
本文中の「かならずや」という言葉に直接かかるものを選ぶ問題。
正解を「イ いらっしゃるに」としていましたが、「ウ 違いない」も該当することが分かりました。
都教委はこの問題を全員正解とし、一律に5点を与えるとしています。
東京都教育委員会は、2月21日に実施した都立高校の入試で出題ミスがあったと発表しました。
ミスがあったのは国語です。
大問題5「古文融合問題」の問5です。
本文中の「かならずや」という言葉に直接かかるものを選ぶ問題。
正解を「イ いらっしゃるに」としていましたが、「ウ 違いない」も該当することが分かりました。
都教委はこの問題を全員正解とし、一律に5点を与えるとしています。
2月21日に行われた都立高校の前期一般入試。
社会と理科の問題について振り返りましょう。
【社会=標準】
大問題1は例年、地理と歴史、公民から1問ずつ出題されていましたが、今年は歴史が2問となり計4問の構成でした。
公民分野から出題される範囲が一部除外された影響ですね。
代わりに公民は例年の4問から3問に減りました。
一昨年から大問題2の世界地理の難易度が上がっています。
今年は米と小麦、とうもろこし、じゃがいもの生産量が記された表を見て、地図中のどの国かを当てる問題が出ました。
米や小麦の生産量が多い国はよく出ますが、とうもろこしとじゃがいの生産量まで知識を蓄えていたかどうか。
さらに国土の様子と食文化の様子の記述を見て国を当てる問題も出ました。
食文化となると教科書には詳しく載っていませんので、雑学の知識の差が正答率に影響しました。
大問題5の公民分野は、地方自治を中心とした基本的な問題でしたので容易でした。
大問題6の歴史の並べ替えは今年も世界史からの出題でした。
中学校では世界史の一部しか学ばないので疎かにしがちですが、今後も要注意です。
【理科=標準】
大問題3の地学分野は気象の問題、大問題6の物理分野は電流と磁界の問題でした。
先週のブログで私が予想した通りの出題でしたね。
気象の問題は非常に良く見る問題で容易でした。
一方、電流と磁界の問題はやや難しかったのではないでしょうか。
大問題2の小問題集と大問題4の化学分野は、例年に比べて計算量が多いと感じました。
2月21日に行われた都立高校前期一般入試。
受験した皆さん、手応えはいかがでしたか?
各教科について、難易度を分析してみました。
【国語=易】
昨年の平均点が80点超えと高かったので、難易度が上がると予想していましたが、ふたを開けてみればそれほどでもありませんでした。
漢字の読み書きは、中3で習う範囲が出題の対象外だったので容易でした。
大問題3の物語文は読みやすかったと思います。
主人公の心情をつかみやすかったですね。
【数学=やや難】
大問題4の平面図形に苦戦した方が多いと思います。
証明問題は合同や相似ではなく、二等辺三角形になることを証明する珍しいタイプでした。
最後の三角形の面積を求める問題は、複数の相似を組み合わせて求める力が必要でした。
直前の証明問題で、角度が同じで相似となる三角形を見つけておかなければ解けない問題です。
ここ数年の平面図形では一番難しかったと感じます。
一方、大問題5の空間図形は簡単でした。
平面図形に時間を費やしてここまでたどり着けず、後で後悔した方もいると思います。
【英語=やや難】
大問題3の会話文読解が少し難しかったと思います。
日本語ではものを数える場合に語尾につける言葉が異なるといった話から始まり、同じことを言う場合でも、丁寧に言う場合とそうでない場合とで、日本語でも英語でも違いがあるという内容に発展します。
少し込み入った内容なので読解力が試されました。
区立中学校の学年末考査が近づいているため、本日の午後に恒例となっている無料テスト対策会を実施しました。
四中、七中、九中、東島根中の1年生と2年生が20人近く参加しました。
正午から午後5時まで、全員が事前に配ってあった対策プリントを解きました。
解き終わったプリントは講師が採点し、間違えたところや分からなかった問題をその場で教えました。
例年ですとテスト対策時に昼食を出すのですが、今は新型コロナウイルス感染症が怖いので、飲み物とおやつを出すにとどめました。
それでも塾生のほとんどが参加し、5時間真剣に机に向かいました。
英才個別学院梅島校では区立中学校の定期考査前に必ず無料のテスト対策を実施します。
塾をお探しの方、是非一度話を聞きにいらしてください。
いよいよ明日、都立高校の前期一般入試が行われます。
コロナ禍で、今年は各教科で出題されない範囲があります。
明日、どんな問題が出そうか、少しだけ予想してみたいと思います。
【国語】
昨年度は平均点が80点を超える易しい問題でした。
今年は難化が予想されます。
特に大問題4の説明文と大問題5の古文融合が要注意です。
入試は国語から始まりますが、難しく感じても慌てないように。
【英語】
関係代名詞が出題範囲から除外されます。
長文では不定詞を使った文章が増えそうです。
接続詞を使って一文を長くすることも考えられます。
【数学】
三平方の定理が出題範囲外です。
大問題4の平面図形は相似比や三角形の底辺比を使って面積の比を求める問題が要チェックです。
平成28年に出題された問題が参考になります。
大問題5は展開図から考える問題の練習をお勧めします。
【社会】
公民分野の「国民の生活と政府の役割」と「私たちと国際社会の諸活動」が出題範囲外です。
税金の種類や仕組み、景気・不景気時の政府の役割などは出ないでしょう。
公民分野は日本国憲法や国会の仕組み、選挙の仕組み、国政と地方自治の違いなどベーシックな問題が出そうです。
読みにくいのが大問題6。
例年、国際的な話題を基に地理、歴史、公民から出題されますが、どのような話題が出るのか予想しづらいです。
【理科】
地学分野の「太陽系と惑星」や物理分野の「力学的エネルギー」などが出題範囲外。
地学分野では気象と地層を推理する問題が要チェックです。
物理分野の大問題6には昨年、「電流とその利用」が出題されました。
今年は「電流と磁界」が怪しいですね。
このように予想してみたものの、本番で何が出るかは分かりません。
明らかに出題から除外される範囲以外を最終確認してください。
昨年9月半ばから約5カ月間に渡り、毎週土曜日に実施してきた社会の無料講座。
都立高校を目指す中3生を対象に、入試で出そうな内容に絞って演習と講義を続けてきました。
この講座も今日で最終回です。
計18回の講座で、これまでに都立高校入試で出た内容や、これから出そうな内容を教えてきました。
講座の冒頭では毎回、都立そっくり問題のテストをするのですが、どの生徒も正答率が相当上がっています。
明日はいよいよ入試本番。
今日は社会の講座が終了した後、自習生の最後の質問に答えていきます。
全員合格を目指して最後まで気を引き締めていきます。
大学入試センターは2月18日、センター試験に代えて初めて実施した大学入学共通テストの平均点(確定)などを公表しました。
志願者数は53万5245人で受験者数は48万4114人、受験率は90.45%でした。
受験率は2020年度のセンター試験に比べて4.06ポイント下がりました。
各科目の平均点を見渡すと、1月16~17日に実施した第1日程が、1月30~31日に実施した第2日程よりおおむね高くなっています。
中でも生物は第1日程の72.64点に対して第2日程は48.66点と大きな開きがありました。
諒日程間での得点調整は行われません。
都立高校の前期一般入試が4日後に迫ってきました。
入試直前とあって、今日も多くの中3生が教室で自習をしています。
どの生徒も都立入試の過去問を解き、これまで勉強してきた成果を最終確認しています。
次から次へと「過去問をプリントアウトして欲しい」という要望が寄せられるので、休む間がありません。
都立を目指す中3は、約2カ月間にわたって都立入試のそっくり問題で演習してきました。
入試当日は自信を持って臨んでもらいたいものです。
入試前の最後のプレゼントとして、私からの手紙とストレス解消成分が入ったチョコレートを渡していきます。
昨日、都立高校への出願再提出が締め切られ、最終倍率が確定しました。
コース制や単位制などを除く普通科は男子が1.43倍(前年度1.49倍)、女子が1.48倍(同1.53倍)。
普通科コース制は男女の区別なく1.07倍(同0.99倍)。
普通科単位制は男女の区別なく1.38倍(同1.34倍)。
商業、工業などの専門学科は男女の区別なく1.05倍(同1.09倍)。
総合学科は男女の区別なく1.11倍(同1.19倍)。
全日制合計では男女の区別なく1.35倍(同1.40倍)となりました。
前年度に比べて全日制全体の倍率が下がったとはいえ、学校間の格差が広がっています。
願書取り下げ・再提出前に高倍率だった高校は少し下がったとはいえ、いずれも高倍率です。
学校別の最終倍率は東京都教育委員会のホームページで確認できます。
都立高校の前期一般入試は今度の日曜日。
受験生の皆さん、最後まで油断せず気を引き締めって勉強に励んでください。
2月21日の日曜日、区立中学校に通っている中1と中2を対象に、恒例の無料テスト対策を実施します。
時間は正午から午後5時まで。
塾生に持ってきてもらった試験範囲表に基づいて、対策プリントを作成中です。
「そろそろ塾に通おうかな」「今通っている塾を変えたい」とお考えの中1、中2の皆さん。
英才個別学院梅島校の無料テスト対策に参加してみませんか?
現在、塾生以外の参加者も募集中です。
ただし先着5名様までとさせていただきます。
参加ご希望の方は直接、教室までお電話ください。
お待ちしております。
「英才個別学院梅島校」の小学生コースは、学びの楽しさを教え、将来にわたってしっかり学習習慣が身に付き、自ら学ぶ力を育む指導をしております。講師の実践から始まる指導、本人に気づかせる教育、問題を解く際は講師がその工程をイチからチェックし、問題が解けたらしっかりと褒めます。
中学受験を目指すお子様への指導はもちろん、学校の勉強についていけないとご心配のお子様でも、つきっきりで指導する個別指導の学習塾ですから、お子さんのペースや目標に合わせて学べます。
「英才個別学院梅島校」では、お子様が入室・退室された時刻をメールでお知らせするセーフティーメールを配信しております。大切なお子様の安全を守り、保護者との信頼関係もしっかり築ける体制を整えております。