変わる高校の教科・科目【社会】

3月30日、文部科学省が令和4年度から使用する高校の教科書の検定結果を公表しました。

高校の学習指導要領が大きく改訂されることに伴うものです。

前回の国語に続き、社会の教化・科目がどのように変わるのかおさらいします。

まずは地理歴史。

現状では世界史のAとBから1科目、日本史のAとB、地理のAとBから1科目が必修となっています。

令和4年度からは「地理総合」「地理探求」「歴史総合」「日本史探究」「世界史探究」の5科目での編成となります。

必修となるのは「地理総合」と「歴史総合」。

「地理総合」では、地理情報システム(GPS)の使い方や、地球規模の課題に向けた国際協力、防災などを学びます。

「歴史総合」は18世紀以降の近現代史が中心で、世界と日本の関係を詳しく学びます。

次に公民です。

現行の「現代社会」に代わって「公共」が新設され、この科目が必修となります。

「公共」の目的は主権者教育。

模擬の選挙や裁判、請願などを盛り込んだ教科書が多いそうです。

変わる高校の教科・科目【国語】

高校では、令和4年度から新しい学習指導要領の基で授業が行われます。

多くの教科で科目が変わり、新しい教科書に切り替わりますが、その検定結果が昨日、文部科学省から公表されました。

教科書の内容については新聞などで詳しく報道されています。

この4月に中学3年生になる皆さんが高校生になる年から、これらの新しい教科書が全面的に使用されます。

そこで主な教科の変更点を、何回かに分けておさらいしていきます。

今回は国語です。

現在、必修となっている「国語総合」が廃止され、「現代の国語」と「言語文化」が必修となります。

「現代の国語」は、実社会での活動に必要な資質や能力の育成を目指す科目。

討論やスピーチ、発表などを行う学習が多く盛り込まれます。

法律や条例など実務的な文章も多く掲載されています。

「言語文化」では短歌や和歌を作ったり、古典を解説した文章や小説を読んだりします。

日本で受け継がれてきた言語文化への理解を深めるのが目的です。

中学生対象の英語「話す」テストの内容は?

東京都教育委員会は都内の中学生を対象に実施した「英語スピーキングテスト」の概要を公表しました。

英語のスピーキングテストは令和5年度の都立高校入試から採用が予定されています。

この4月に中学2年生になる年次からが対象です。

今回公表されたのは令和2年度に実施された確認プレテストの概要。

昨年10月21日から12月11日までの期間に、都内101校の約9200人が受験しました。

出題形式は「英文を読み上げる」「質問を聞いて応答する/意図を伝える」「ストーリーを英語で話す」「自分の意見を述べる」の4種類。

平均スコアは100点満点中54点でした。

正答率が高かったのは、解答すべき内容が明確で、語句単位で表現できる問題。

一方、「場面に応じて適切に表現する」「状況を描写する」「意見の根拠を伝える」といった問題の正答率は低い結果となりました。

都教委のホームページで、プレテストのスクリプト(台本)が公開されています。

2年生になる皆さん、一度目を通してみてはいかがでしょうか。

 

 

黄砂のせい?空気清浄機がフル稼働

今日、東京都心で10年ぶりに黄砂が観測されました。

日本気象協会によるとPM2.5もかなりの量が東京に飛来しているようです。

新型コロナウィルス対策のために時折窓と扉を開けて換気しているのですが、そのせいか教室の空気清浄機が常にフル稼働状態。

この空気清浄機は家電量販店で販売しているものではなく、業務用の最新鋭機です。

PM2.5の大きさは2.5㎛ですが、0.3㎛までの粒子をハイスピードで除去します。

加えて光触媒と特殊なフィルターで、ウィルス除去にも力を発揮します。

黄砂やPM2.5もやっかいですが、都内では新型ウィルス感染者が増え始めています。

これからも「安全、安心な教室」を心がけて参ります。

成績で「5」を取る生徒の割合は?

東京都教育委員会は、都内公立中学校3年生および義務教育学校第9学年の昨年12月時点における評定状況調査を公表しました。

各教科で、5段階評価それぞれの割合が何パーセントなのかを集計したものです。

9教科計では「5」の割合が13.5%、「4」は25.5%、「3」が46.6%、「2」が11.2%、「1」は3.2%です。

「5」の割合は外国語(英語)、社会、数学の順に高く、「1」の割合は数学、外国語(英語)、社会の順に高くなっています。

かつて成績は相対評価で付けられていました。

各学校で「5」は〇%、「1」も〇%と割合が決まっていて、同級生の中に必ず一定の割合で「1」の生徒いました。

対して現在は絶対評価で成績を付けます。

この調査によると、全教科で「1」の評定がない学校が3校あります。

「2」と「1」を合わせた割合は14.4%。

「5」や「4」と比べて少ないことがお分かりいただけるでしょう。

なお、都教委のホームページでは具体的な校名は伏ていますが、個々の中学校の評定割合も公表されています。

足立区内の中学校を見ると、学校間でかなり差があります。

 

日本の大学ランキング最新版

毎年、世界大学ランキングを公表している英国の高等教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」。

同誌が、日本の大学だけを対象とした「THE世界大学ランキング日本版2021」を発表しました。

対象となった278大学のトップに立ったのは、2年連続で東北大学。

2位に東京工業大学、3位に東京大学、4位に京都大学が名を連ねました。

「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」の4指標を得点化し、総合点でランキングしたものです。

東北大学は「国際性」のスコアが前年から大きく伸び、他の指標もバランスよく上位に顔を出しています。

東京工業大学は「教育充実度」の順位が年々アップし、前年の3位タイから単独2位となりました。

私立大学の最上位は、慶應義塾大学と早稲田大学を抑えて国際基督教大学(11位)。

ランキングに入った私立大学は、「教育充実度」と「国際性」で強みを発揮したところが多いです。

31位から150位までにランクインした1都3県の大学もまとめてみました。

高校生の皆さんが進学先を選ぶ際の参考になればと思います。

 

通知表を見て不安を感じられたら……

本日、足立区立中学校で終業式が行われました。

通知表を渡されましたが、成績はいかがでしたか?

今回の成績を見て不安を感じられたら、是非、英才個別学院梅島校の内申診断を受けてみてください。

5段階の評定だけではなく、A、B、Cで示された観点別評価を拝見し、成績を上げるために改善すべき点をアドバイスします。

さらに、現状の成績でどのレベルの高校が相応校か、どのレベルまで目指せるかも診断します。

内申相談は無料です。

都立高校、私立高校の「合格めやす表」といった資料も差し上げます。

ご希望の方は教室までお電話でお申し込みください。

令和7年度から大きく変わる共通テストの科目

高校では令和4年度から新学習指導要領に移行します。

高校で学ぶ科目が大きく変わりますが、それに伴って令和7年度大学入学共通テストの出題科目も変わります。

現在、中学2年生の皆さんが大学を受験する年からの変更です。

その詳細が大学入試センターから公表されました。

科目が変わる教科を見ていきましょう。

<社会>

まずは地理歴史から。

「地理総合、地理探求」「歴史総合、日本史探究」「歴史総合、世界史探究」の3科目となります。

また、公民と組み合わせた科目として「地理総合、歴史総合、公共」も出題され、地理総合・歴史総合、地理総合・公共、歴史総合・公共のいずれかの組み合わせで解答します。

公民は「公共、倫理」「公共、政治・経済」の2科目です。

社会では、これら6科目から最大2科目を選択して受験します。

ただし、「公共、倫理」と「公共、政治・経済」の組み合わせは認めません。

また、「地理総合、歴史総合、公共」で選択した科目と重なる科目との組み合わせも不可です。

<数学>

「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B・C」の3科目です。

「数学Ⅱ・B・C」では数学Bの範囲である「数列」「統計的な推測」、数学Cの範囲である「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」から三つの問題を選択します。

<理科>

「物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」の5科目となります。

選択方法としては①基礎から2科目②基礎以外の1科目③基礎から2科目と基礎以外の1科目④基礎以外から2科目――です。

<情報>

新設される教科・科目です。

新学習指導要領で設定される「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」のうち、「情報Ⅰ」から出題されます。

大学入試センターのホームページには、地理総合、歴史総合、公共、情報のサンプル問題が掲載されています。

サンプル問題の分析は次の機会に譲ります。

数学の力を伸ばすには忍耐が必要

「いくら問題を解いても一向にできるようにならないから数学は嫌い」

中学生、高校生ともに、こうした生徒は多いです。

私自身の経験および塾で教えている生徒の姿を見て、数学の力が向上するには他の教科と異なった法則があると考えています。

今回はそれをご説明します。

教科書に載っているような基礎的な問題は、解く量にほぼ比例して学力が上がります。

傾きには個人差がありますが。

数学嫌いになるのは、発展的な問題を解くようになってからが多いです。

冒頭のようにたくさん問題を解いているのに学力が上がらないと感じるのは、この段階から。

ここからは忍耐が必要になります。

できるだけ多くの問題を解く。

いくら頑張っても解けないと思ったら解答・解説を見て理解する。

見終えたら解答・解説を伏せてもう一度解いてみる。

これを繰り返していると、ある日、以前は歯が立たなかった問題を解けるようになります。

そこで、もう一段難しい問題にチャレンジする。

前と同じように、多くの問題を解いてもできるようにならないという壁にぶつかりますが、そこは我慢。

解けなかったら解答・解説を見て理解し、再度自力で解く。

これの繰り返しです。

「多くの問題を解いて、引き出しをたくさん作りなさい」

私は生徒にこう言います。

ある段階で学力がアップしたと感じるのは、自分の中に引き出しが増えて、それを使いこなせるようになるからです。

繰り返しますが、数学の力をつけたければ忍耐が必要なのです。

短時間で記憶するならスマホより紙

紙の手帳にスケジュールを書き留めると、スマートフォンやタブレットなどの電子機器を使うよりも短時間で記憶できる――。

東京大学大学院総合文化研究科などの研究チームがこのような研究結果を発表しました。

18~29歳の男女を16人ずつの三つのグループに区分。

それぞれのグループに、会話文を読みながらスケジュールの情報を手帳、タブレット、スマホのいずれかを用いてカレンダーに書き留めてもらいました。

紙の手帳を用いたグループは、電子機器を用いたグループよりもスケジュールを書き留める時間が短いという結果を得られました。

そして1時間後、参加者にスケジュールを思い出してもらうテストをしたところ、グループ間での正答率に差はありませんでした。

記憶処理や言語処理に関する脳の活動が、紙の手帳を用いた場合に高くなったそうです。

教育やビジネスにおいて使用するメディアのデジタル化が進んでいますが、研究チームは「記憶力や創造性につながる紙媒体の重要性が明らかになった」としています。

 

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