公立小中で多数の校舎不備が発覚
2015/10/27
全国の公立小中学校で、外壁のひび割れや火災報知機の故障といった不備がありながら放置されているケースが4万件――。
会計検査院が実施した調査でこうした事態が明らかになりました。
会計検査委員は20府県の公立小中学校8404を抽出して調査しました。
その結果、火災報知機や消火栓の不良、天井からの雨漏りなどが見つかりながら1年以上補修していなかったケースが、407市町村の4338校で、延べ3万9775件もありました。
抽出調査ではなく全国すべての公立小中学校を調査したら、この件数は大きく跳ね上がるでしょう。
建築基準法では自治体に対し、校舎などの点検を原則3年に1回行うように求めています。
消防法では自治体に対し、学校の消化・避難設備を対象にした消防点検を半年か1年ごとに行うように定めており、不備が見つかれば補修するように求めています。
もし、設備に不備がある学校が火事になったらどうなるのでしょうか?
過去には多くの人が集まる施設で大規模な火災が発生し、多数の犠牲者が出ています。
そうした事件を振り返ると、設備の不備が大きな犠牲を招いたケースが大半です。
会計検査院は文部科学省に対し、計画的な補修を行うように求めました。
一刻も早く、こうした不備をなくしてもらいたいものです。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
英才個別学院 梅島校
【授業時間】
<月~金>
①17:00~18:25 ②18:30~19:55 ③20:00~21:25
<土>
①15:30~16:55 ②17:00~18:25 ③18:30~19:55
【対象】小学生・中学生・高校生・既卒者
住所:東京都足立区梅島1-13-18 原田ビル3F
TEL:03-5888-1400
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇