「書く力」育成する大学が増加
2016/07/08
今朝の読売新聞に「大学の実力」と題した別刷りが挟まれていました。
その中から興味深い話題をご紹介します。
読売新聞の調査によると、「書く力」の育成に力を注ぐ大学が増えているそうです。
そうした取り組みは理工学部ほど充実しており、法学部や経済学部は低調だとか。
同紙のアンケートに回答した211の工学部のうち64%が「書く力」を要請する必修授業を開設。
平均で16回のリポートを書かせています。
卒論などを課しているのは95%に達します。
大学側がこうした取り組みに乗り出すのは、読書離れによる学生の作文能力の低下が背景にあります。
例えば理工系学部を卒業した技術者が、わかりにくい取扱説明書を書けば事故につながる危険性が生じるのです。
一方、法学部や経済学部といった社会科学系では、「書く力」の必修授業を設けているのは59%。
リポートの回数は平均で9回、卒論などを課しているのは45%にとどまりました。
社会科学系は教員1人当たりの学生数が多いことが一因となっているようです。
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英才個別学院 梅島校
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