大学の授業料を国が一時的に肩代わりし、支払いを卒業後に先送りできる新制度を導入――。

自由民主党の教育再生実行本部が、こうした制度の新設を提言するそうです。

昨日の読売新聞が報じています。

記事によると、授業料は就職後、分割払いで国に納付します。

ただし、収入が一定額に達するまで支払いは猶予されます。

収入が高いほど月々の納付額を高くし、サラリーマンの場合は給与から天引きします。

安部首相は今月に入って、憲法を改正して新憲法を2020年に施行したい意向を示しました。

憲法の改正項目の一つとして、大学など高等教育の無償化を掲げています。

教育再生実行本部の提言は、教育無償化を見送る対案というべきもの。

提言は近く安部首相に示されるようです。

高等教育の費用負担減がどのようになっていくのか、注目していきたいと思います。

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