今週は大学の入学式ラッシュ。

新入生の皆さん、おめでとうございます。

まだ倍率などのデータが出そろっていませんが、私が感じた今年の大学入試について記したいと思います。

開校以来、毎年大学受験のお手伝いをしてきましたが、今年はかつてないほど厳しかったと感じています。

私立大学では早慶上理やGMARCHにとどまらず、日東駒専クラスもかなり難化しました。

受験した生徒に尋ねてみると、高校の同級生の間でも「厳しい」という声が相次いだとか。

模試の結果から大丈夫と思われていたのに不合格となるケースが珍しくないそうです。

背景には文部科学省の施策があります。

定員を超過して入学者を受け入れた私大は国からの補助金がカットされるのですが、その基準が毎年厳しくなっているのです。

来年度の入試でも、この基準が緩むことはありません。

加えて政府は、東京23区内の大学の定員を抑制することを閣議決定しました。

学生の東京一極集中を防ぎ、地方を活性化することが狙いです。

小池都知事はこの政府方針に反発していますが、果たしてどうなることやら。

少子化で18歳人口が減少に転じたとはいえ、来年度の大学入試も引き続き厳しいものになることは間違いありません。

今後、各大学の倍率などのデータが公表されたら詳細に分析するつもりです。

受験生を指導する私達も過去の感覚を捨て、生徒を確実に合格へと導けるスキルを磨き直す必要があります。

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英才個別学院 梅島校

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