来年の都立高入試、理科は要注意
2018/10/04
昨日のブログで、来年2月に実施される都立高校の入試が今年より難しくなると予想しました。
私は5教科の中でも理科が要注意だと感じています。
なぜなら理科はその年、どの単元から出題されるかによって平均点が上下するからです。
都立高校入試の理科、問題構成は以下のようになっています。
大問題1:全単元から出題される小問題集
大問題2:全単元から出題される小問題集(レポート形式)
大問題3:高校の理科だと「地学」に相当する問題
大問題4:高校の理科だと「生物」に相当する問題
大問題5:高校の理科だと「化学」に相当する問題
大問題6:高校の理科だと「物理」に相当する問題
このうち最も平均点に影響するのが大問題3です。
大問題3は「地質」「天体」「地震」「気象」のいずれかの単元から出題されます。
過去10年間に出題された単元と平均点は以下の通りです。
お分かりいただけると思いますが、大問題3が「天体」「地震」から出題された年は、「地質」「気象」から出題された年に比べて平均点が低いのです。
そして順番を考えると、来年の入試では「天体」か「地震」から出題される可能性が高い。
これらのうち「天体」は中3の皆さんがこれから学校で学ぶ単元です。
私は中学校で学ぶ理科の単元で最も難しいと思います。
「天体」とひとくくりに言っても太陽の南中高度の問題、星座の見え方、金星など惑星の見え方、月の満ち欠けなど学ぶ範囲は広いもの。
学校の授業、心して受けてください。
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英才個別学院 梅島校
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