経済界が「文系にも数学を」と求める
2018/12/06
日本経済団体連合会12月4日、「今後の採用と大学教育に関する提案」を発表しました。
社会情勢が変化していく中で、若者の人材育成に関する要望や課題を述べています。
この提言では「大学に期待する教育改革」について触れています。
文系・理系の枠を越えた基礎的リテラシー教育の充実を求めているのです。
文系・理系を問わず、「文章や情報を正確に読み解く力、外部に対し自らの考えや意思を的確に表現し、論理的に説明する力が求められる」と指摘。
「ビッグデータやAIなどを使いこなすために情報科学や数学・統計の基礎知識も必要不可欠」と続けています。
そのためには大学で「情報科学や数学、歴史、哲学などの基礎科目を全学生の必修科目とする」ことを提言。
理系の学部では語学教育を充実させ、文系学部では基礎的なプログラミングや統計学の学修を求めています。
ここ数年、大学卒業者の就職活動は「売り手市場」と言われています。
そうした中、文系でも数学に強い人材は就活で有利だそうです。
先般、早稲田大学は2021年度入学者の入試から、政治経済学部で数学Ⅰ・Aを必須科目とすると発表しました。
慶応義塾大学は以前から、経済学の入試で社会科目より数学科目を選択する合格者の枠を多く設定しています。
文系だからといって数学は関係ない、という時代は過去のものとなりそうです。
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