子供の読解力に黄信号
2019/12/04
経済協力開発機構(OECD)が、79カ国・地域の15歳約60万人を対象に2018年に実施した「国際学習到達度調査」の結果を公表しました。
日本の15歳の読解力は全体の15位。
3年前の前回調査の8位から大きく順位を下げました。
日本はOECD平均に比べてノンフィクションや新聞を読む割合が低いという結果も出ています。
一方でスマートホンなどでの短文のやり取りである「チャット」を毎日しているのは87.4%で、OECD平均の67.3%を上回っています。
日本の読解力の順位が落ちた原因は定かではありません。
しかし、私が塾の経営に乗り出した約10年前に比べて、国語で苦しむ生徒の割合は増えていると肌で感じています。
10年前と言えば、スマホが普及し始めたころ。
あながち無縁ではないように思われます。