文科相が大学入試の検討会議を設置
2019/12/28
民間の英語検定試験活用、国語と数学で出題予定だった記述式問題の導入がともに延期となった大学入試改革。
この混乱を受けて萩生田光一文部科学大臣は12月27日、有識者による「大学入試のあり方に関する検討会議」を設置しました。
この有識者会議で検討するのは以下の4項目です。
①英語の4技能評価のあり方
②記述式出題のあり方
③経済的な状況や居住地域、障害の有無などにかかわらず、安心して試験を受けられる配慮
④その他大学入試の望ましいあり方
これらの項目について、来年末まで1年間かけて検討していきます。
会議は原則公開されます。
東京工業大学前学長の三島良直氏が委員長を務め、委員は18人。
大学入試改革にモノ申した萩原聡・全国高等学校長協会会長なども名を連ねています。