都立高入試本番、問題の見極めを!
2020/02/17
都立高校の入試がいよいよ今週の金曜日に迫ってきました。
今回は数学を例に、入試当日に気をつけるべき点をお伝えします。
都立高校入試の数学は、以下のように構成されています。
大問題1:計算や確率、資料の整理、求角、作図などの小問題集
大問題2:文字式を利用する証明問題
大問題3:関数
大問題4:平面図形
大問題5:空間図形
大問題2以降は、年によって難易度に差があります。
例えば2019年度の大問題2は、円が重なった図形の周の長さに関する問題でした。
比較的難易度が高い問題で、正答率は29.0%でした。
2018年度の大問題2は、立体図形の表面積などに関する問題で2019年度よりは易しく、正答率は35.8%でした。
他の問題も2018年度と2019年度の正答率を比較してみましょう。
大問題3:2018年度=56.1%、2019年度=55.2%
大問題4:2018年度=52.6%、2019年度=42.6%
大問題5:2018年度=17.6%、2019年度=35.3%
全体の平均点は2018年度が66.5点、2019年度が62.3点です。
お伝えしたいのは、どの問題が難しそうか、逆に簡単そうかを見極めてから解いていただきたいということ。
難しい問題に時間を取られ過ぎたが、後で見返してみたら手を付けられなかった問題は解けた、ということがないようにしてください。