都立高校入試を振り返る【数学】
2020/02/23
前回の国語に続き、今年の都立高校入試の数学の問題を検証したいと思います。
難易度は“易”。
大問題1から大問題6まで、これといった難問はありませんでした。
小問題が集まった大問題1の作図も、教科書に載っているような基本レベルでした。
文字式による証明の大問題2は円柱の表面積の問題。
表面積の計算方法を知っていれば文字式を立てるのは簡単です。
大問題3・関数の最後は、P点のx座標をPとおいて等式を立てる問題。
四角形OAPBを⊿ABOと⊿ABPに分ければ良かったですね。
大問題4・平面図形の線分の比を求める問題は、相似を組み合わせれば解けます。
QRをRの方向に伸ばしてBCとの交点をSとします。
⊿DEQと⊿CSQの相似、⊿AREと⊿PRSの相似を組み合わせて求めます。
大問題5の四角錐の体積を求める問題。
私は平面DQRHと点Pの距離を出して求めました。
昨年の数学の平均点は62.3点でしたが、今年はそれよりも高くなると予想します。