都立高校入試を振り返る【理科】
2020/02/23
今年の都立高校入試の理科、問題を見て驚かれた受験生が多かったと思います。
独立した小問題で構成する大問題1は、昨年まで7問出題されていました。
それが今年は5問に減りました。
その代わりに、他の大問題で記述式が増えました。
四択ではなくて完全解答方式の問題も、昨年の2問から4問に増えました。
難易度については“難”です。
大問題3は、予想していた通りに天体に関する問題でした。
太陽の1日の動きに関する問題でしたね。
[問2]は南半球のある地点での太陽の動きに関する問題で、おそらく過去に出題されたことがないと思いますが、分かりましたか?
普段から理科を教えている講師にも大問題1から大問題6まで通して解いてもらいました。
「知識があればすぐに答えられるのではなく、考えさせる問題が多い」との感想でした。
昨年の平均点は67.1点。
これよりは確実に下がると予想します。