休校延長でも高3生がすべきこと【理系編】
2020/04/01
東京都が都立高校や都立中高一貫校などの休校期間延長を決定しました。
休校はゴールデンウィーク最終日の5月6日までと長期に渡ります。
報道によると、私立校にも休校延長を要請するようです。
休校が長引いて困るのは大学進学を目指している高3生ですね。
では、休校期間中に受験生はどんな勉強をしたら良いのでしょうか。
<英語>
文法の総復習をしましょう。
文法を学ぶ英語表現はⅡまで習い終えているはずです。
入試問題で構成されている問題集はレベル別に揃っていますから、自分のレベルに合ったものを選んでください。
同時並行で単語力アップに努めてください。
長文読解は文法が固まって単語も相当覚えてからで遅くはありません。
<数学>
受験科目に数学Ⅲがある場合。
学校で習っていない単元を予習するのは困難です。
既に習い終えている数学Ⅰ・A、Ⅱ・Bの入試問題に取り組みましょう。
とはいえいきなり志望校レベルの問題に手を付けるのは感心しません。
志望校より少しレベルが低い大学の問題を選んで演習してください。
<物理・化学>
数学と同様、まだ学校で習っていない単元の予習をするよりは、既に習い終えている単元のレベルアップに努めてください。
物理や化学もレベル別の問題集が書店に並んでいます。
<生物>
生物に関しては暗記する内容が大半を占めます。
学校で習っていない単元でも自分で予習できます。
教科書や参考書を読んでもなかなか頭に入らないというなら映像授業をお勧めします。
休校期間が長引くからといって、のんびりしているわけにはいきません。
大学受験では、都内だけではなく他県の生徒もライバルになることを忘れずに。