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学習機会の格差拡大で最も懸念されるのは

学習機会の格差拡大で最も懸念されるのは

2020/04/10

新型コロナウイルス感染拡大防止のために、都内では休校が続いています。

いまのところ都立の学校は連休明けの5月6日、足立区立の小・中学校は5月11日に再開される予定です。

どの学年も学習の遅れが心配ですが、中でも私が最も危惧しているのは大学進学を目指している高校3年生です。

理系にしろ文系にしろ、受験科目でまだ教わっていない範囲が相当残っています。

例えば数学Ⅲや物理、化学、生物などの理科科目、世界史や日本史といった社会科目。

都内では休校が続く一方、学校が再開されている地域もかなりあります。

地方の受験生も多数、首都圏の大学を受験します。

授業再開が早かった地域と遅かった地域とで差がつかないかが心配です。

とはいえ、都内の高3生は現状でできることをやるしかありません。

いま取り組むべきなのは既に習った範囲の徹底強化です。

英語の文法は高2の終わりまでに習い終えたはず。

数学Ⅰ・AやⅡ・Bも履修済みでしょう。

こうした科目は入試レベルの問題に取り組みましょう。

英単語や漢字を覚えることもお忘れなく。

英才個別学院梅島校はすべての授業を休止し、教室での自習もお断りしている状態。

塾生には手を差し伸べてあげられませんが、電話での質問は受け付けています。

また、目下、課題も作成中です。

しばしお待ちください。

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