世界のトップ1000大学に日本から41校
2020/06/15
英国の大学評価機関であるクアクアレリ・シモンズ社が、「世界大学ランキング2020」を公表しました。
このランキングは、英国の教育専門誌のタイムズ・ハイヤー・エデュケーションが毎年作成するランキングと並んで、世界的に注目されています。
トップ10には米英の有名大学が名を連ねていますが、1000位までにランクインした日本の大学に絞って見ていきましょう。
日本の大学の最上位は東京大学の22位。
4年連続で順位を上げました。
100位以内に入ったのは東大のほか京都大学(32位)、東京工業大学(58位)、大阪大学(71位)、東北大学(82位)といずれも国立大学。
私立大学の最上位は早稲田大学の196位、次いで慶應義塾大学の200位となっています。
日本の大学で1000位までに入ったのは41校。
うち30校が国立、4校が公立、7校が私立です。
私立では早慶のほかに立教大学、立命館大学、上智大学、東海大学、東京理科大学がランクインです。
41校のうち24校が前年より順位を落としました。
教育の国際化のスピードに日本の大学が追い付いていない現状が浮き彫りになっています。