中3で「英検3級以上」は44%
2020/07/20
文部科学省が令和元年度の「英語教育実施状況調査」を公表しました。
全国の公立中学校3年生のうち、英検3級相当以上の英語力がある割合は44%。
前年の同様の調査から1.4ポイント上昇しました。
都道府県別に見ると、最も割合が高いのは福井県で61.4%。
次いで岐阜県の58.1%、千葉県53.5%、東京都51.6%となっています。
政令市ではさいたま市が77.0%で断トツのトップです。
一方、高校3年生で英検準2級相当以上の英語力がある割合は43.6%。
前年の調査から3.4ポイント上昇しました。
割合が最も高いのは福井県の58.4%、次いで富山県57.5%、秋田県53.6%となっています。
東京都の割合は46.7%です。
文科省は中学卒業段階で英検3級相当以上の英語力がある生徒の割合と、高校卒業段階で英検準2級相当以上の英語力がある割合の目標値を5割としています。
まだそのレベルには届いていませんが、中学生、高校生の英語力は年々着実に向上しているようです。