私大の初年度納付金、学部による違いは?
2020/12/29
文部科学省が令和元年度の私立大学の初年度納付金について、定員一人当たりの平均額を公表しました。
文系学部の平均は授業料が79万3513円、入学料が22万8262円、施設設備費が15万807円で合計は117万2582円。
前年度から0.5%増えました。
理系学部は合計が前年度0.3%増で、内訳は授業料111万6880円、入学料25万5566円、施設設備費が17万7241円。
医科歯科系の合計は同0.4%減で、授業料286万7802円、入学料86万2493円、施設設備費86万2493円という内訳です。
学部系統ごとにさらに詳しく見ていきましょう。
最も高いのはやはり医系で507万319円。
一方、最も費用がかからないのは神・仏教系の110万5526円となっています。
授業料、入学料、施設設備費以外には実験実習料やその他の費用がかかります。
これらも含めると医系は701万5089円となっています。
大学4年間にかかる費用は学部によって相当開きがありますね。