明日の都立入試をちょっとだけ予想
2021/02/20
いよいよ明日、都立高校の前期一般入試が行われます。
コロナ禍で、今年は各教科で出題されない範囲があります。
明日、どんな問題が出そうか、少しだけ予想してみたいと思います。
【国語】
昨年度は平均点が80点を超える易しい問題でした。
今年は難化が予想されます。
特に大問題4の説明文と大問題5の古文融合が要注意です。
入試は国語から始まりますが、難しく感じても慌てないように。
【英語】
関係代名詞が出題範囲から除外されます。
長文では不定詞を使った文章が増えそうです。
接続詞を使って一文を長くすることも考えられます。
【数学】
三平方の定理が出題範囲外です。
大問題4の平面図形は相似比や三角形の底辺比を使って面積の比を求める問題が要チェックです。
平成28年に出題された問題が参考になります。
大問題5は展開図から考える問題の練習をお勧めします。
【社会】
公民分野の「国民の生活と政府の役割」と「私たちと国際社会の諸活動」が出題範囲外です。
税金の種類や仕組み、景気・不景気時の政府の役割などは出ないでしょう。
公民分野は日本国憲法や国会の仕組み、選挙の仕組み、国政と地方自治の違いなどベーシックな問題が出そうです。
読みにくいのが大問題6。
例年、国際的な話題を基に地理、歴史、公民から出題されますが、どのような話題が出るのか予想しづらいです。
【理科】
地学分野の「太陽系と惑星」や物理分野の「力学的エネルギー」などが出題範囲外。
地学分野では気象と地層を推理する問題が要チェックです。
物理分野の大問題6には昨年、「電流とその利用」が出題されました。
今年は「電流と磁界」が怪しいですね。
このように予想してみたものの、本番で何が出るかは分かりません。
明らかに出題から除外される範囲以外を最終確認してください。