成績で「5」を取る生徒の割合は?
2021/03/26
東京都教育委員会は、都内公立中学校3年生および義務教育学校第9学年の昨年12月時点における評定状況調査を公表しました。
各教科で、5段階評価それぞれの割合が何パーセントなのかを集計したものです。
9教科計では「5」の割合が13.5%、「4」は25.5%、「3」が46.6%、「2」が11.2%、「1」は3.2%です。
「5」の割合は外国語(英語)、社会、数学の順に高く、「1」の割合は数学、外国語(英語)、社会の順に高くなっています。
かつて成績は相対評価で付けられていました。
各学校で「5」は〇%、「1」も〇%と割合が決まっていて、同級生の中に必ず一定の割合で「1」の生徒いました。
対して現在は絶対評価で成績を付けます。
この調査によると、全教科で「1」の評定がない学校が3校あります。
「2」と「1」を合わせた割合は14.4%。
「5」や「4」と比べて少ないことがお分かりいただけるでしょう。
なお、都教委のホームページでは具体的な校名は伏ていますが、個々の中学校の評定割合も公表されています。
足立区内の中学校を見ると、学校間でかなり差があります。