中学生対象の英語「話す」テストの内容は?
2021/03/31
東京都教育委員会は都内の中学生を対象に実施した「英語スピーキングテスト」の概要を公表しました。
英語のスピーキングテストは令和5年度の都立高校入試から採用が予定されています。
この4月に中学2年生になる年次からが対象です。
今回公表されたのは令和2年度に実施された確認プレテストの概要。
昨年10月21日から12月11日までの期間に、都内101校の約9200人が受験しました。
出題形式は「英文を読み上げる」「質問を聞いて応答する/意図を伝える」「ストーリーを英語で話す」「自分の意見を述べる」の4種類。
平均スコアは100点満点中54点でした。
正答率が高かったのは、解答すべき内容が明確で、語句単位で表現できる問題。
一方、「場面に応じて適切に表現する」「状況を描写する」「意見の根拠を伝える」といった問題の正答率は低い結果となりました。
都教委のホームページで、プレテストのスクリプト(台本)が公開されています。
2年生になる皆さん、一度目を通してみてはいかがでしょうか。