変わる高校の教科・科目【国語】
2021/03/31
高校では、令和4年度から新しい学習指導要領の基で授業が行われます。
多くの教科で科目が変わり、新しい教科書に切り替わりますが、その検定結果が昨日、文部科学省から公表されました。
教科書の内容については新聞などで詳しく報道されています。
この4月に中学3年生になる皆さんが高校生になる年から、これらの新しい教科書が全面的に使用されます。
そこで主な教科の変更点を、何回かに分けておさらいしていきます。
今回は国語です。
現在、必修となっている「国語総合」が廃止され、「現代の国語」と「言語文化」が必修となります。
「現代の国語」は、実社会での活動に必要な資質や能力の育成を目指す科目。
討論やスピーチ、発表などを行う学習が多く盛り込まれます。
法律や条例など実務的な文章も多く掲載されています。
「言語文化」では短歌や和歌を作ったり、古典を解説した文章や小説を読んだりします。
日本で受け継がれてきた言語文化への理解を深めるのが目的です。