コロナ禍で就職企業の人気に変化
2021/04/09
日本経済新聞社と就職情報大手のマイナビは、来春に大学・大学院を卒業予定の学生に対し、就職希望企業調査を実施。
約4万1000人の回答を集計し、ランキング形式で結果を発表しました。
この調査は毎年この時期に実施されていますが、文系・理系とも新型コロナウイルス感染症拡大の影響で人気企業に変化がありました。
文系では、これまで上位に多かったレジャー関連企業が軒並み順位を落としました。
代わって生保・損保や消費財関連の企業が上位に名を連ねました。
コロナ禍で自宅で過ごす時間が長くなった影響で、食品や出版、音楽、ゲームといった「巣ごもり需要」に関連した企業に人気が集まりました。
一方、理系では上位20社のうち8社を食品関連の企業が占めました。
食品関連企業は常に理系に人気ですが、こちらも「巣ごもり」の影響で一段と注目されたようです。