国語力を上げたければ「即サーチ」の習慣を
2021/04/16
小学生、中学生、高校生を問わず国語が苦手という生徒は少なくありません。
そうした生徒に共通するのは「語彙量」の少なさです。
教科書や問題集の本文を読んでも、知らない言葉が多すぎて何を言っているのか分からない。
かつて「鬱蒼」という言葉を知らないために、小説文の情景が思い浮かばないという生徒がいました。
よく言われるように、若者の活字離れが語彙力の低下を招いているのでしょうね。
しかし、語彙力をアップするのは難しくありません。
何かを読んでいて知らない言葉に出くわしたら即座にその意味を調べる。
これだけで十分です。
別に国語辞典を引っ張り出す必要はありません。
昨今、中学生、高校生の大半はスマホを持っているはず。
スマホで検索すればすぐに意味が分かります。
かくいう私も「知らない言葉に出会ったら即サーチ」を実践しています。
例えば、生徒同士の会話を横で聞いていて耳慣れない“若者言葉”に出くわすと、こっそり検索して意味を調べます。
普段からこうした習慣を身につけておくと、知らぬ間に語彙力は向上します。
語彙力がアップすると国語に限らず英語の長文読解力なども向上します。
「知らない言葉は即サーチする」という習慣を、是非身につけてください。