計算式は縦に揃えて書こう
2021/04/23
中学生に数学を教えていると、計算ミスが多い生徒には共通の傾向が見られます。
ミスしやすい生徒は、ノートの端から端までいっぱいに使って、横に長く途中式を書くという点です。
1行で収まりそうにないと、最後のほうは詰めて書く生徒も多いですね。
横に長く式を書くと、途中のどこで間違えているのか発見しにくくなります。
文字間が詰まってしまうので、分数を約分したり正負の符号を付けたりする際にミスが起こりがちです。
計算ミスをできるだけ少なくするために、途中式は縦に書きましょう。
そして上の式と下の式では「=」の場所を揃えてください。
分数は1行に収めずに、2行使って書いてください。
ノートを取るときに限らず、試験中に計算する場合も縦に揃えるクセをつけてください。
これだけで計算ミスはかなり減るはずですから試してみてください。