九中3年、点数が取れる社会の勉強法は?
2021/05/24
足立九中の前期中間テストが、来週の木曜日と金曜日に実施されます。
九中3年の塾生から「社会の定期テスト、いつも難しい」と聞かされていました。
そこで2年生の学年末テストの問題を持ってきてもらいました。
見て納得。
重要な語句や人物名などを丸暗記しただけでは太刀打ちできません。
では、どうやって勉強したら良いのでしょうか。
九中3年の今回の試験範囲、明治中盤から大正デモクラシーまでの歴史が中心です。
高校生から日本史や世界史の勉強方法を尋ねられた講師は、皆こう答えます。
「歴史は流れで覚えよ」と。
どういうことか説明しましょう。
例えば、今回の試験範囲に八幡製鉄所が登場します。
「八幡製鉄所が建設された場所は?」という質問には「北九州」と答えられる生徒は多いでしょう。
では、なぜ日本初の官営製鉄所が必要になったのでしょうか。
八幡製鉄所建設の資金はどうやって得たのかでしょうか。
そして日本初の官営製鉄所を、なぜ北九州に建設したのでしょうか。
こうした問いに答えられれば、九中3年の社会の定期テストでも良い点が取れるはずです。
歴史は脈々と続くストーリー。
ある出来事が起きた背景には必ず原因があります。
そこを理解しながら勉強してください。
この先生の定期テストで良い点が取れれば、都立高校の入試問題も楽勝です。