都立の数学は大問題1で約半分の配点
2021/06/05
都立高校の入試問題、教科ごとに出題形式をお伝えするシリーズ、第2弾は数学です。
大問題1は九つの小問題で構成されます。
前半6問は計算問題。
続く2問は「資料の整理」「確率」「求角」「関数の変域」から出題されます。
最後は作図です。
配点は作図が6点、残りはすべて5点です。
大問題2は「文字式の利用」。
1問目は四択で5点、2問目は文字式を使った証明問題で7点の配点です。
大問題3は「関数」。
一次関数と二次関数がほぼ交互に出題されてきました。
計3問それぞれ5点です。
図形との融合問題が必ず出ますが難易度は高いです。
大問題4は「平面図形」。
示された角度を文字式で表す問題が1問出て5点。
合同か相似の証明問題が7点。
図形中の一部分の面積や線分の長さを求める問題が1問で5点という構成です。
最後の問題は難易度が高いです。
大問題5は「空間図形」。
2問出てそれぞれ5点です。
立体から一部を切り取った部分の体積を求める問題が出ますが、数学の中では最も難しい問題です。