記述式と外部検定、共通テスト導入は困難
2021/06/22
大学入試センター試験に代えて今年1月に初めて実施された大学入学共通テスト。
当初は英語の試験に記述式問題を出題することや、外部民間検定試験を活用する方針が示されました。
しかし検討の結果、公平性を確保することが難しいといった理由から、今年の試験では導入が見送られました。
その後も検討を続けてきた文部科学省の有識者会議は6月22日に提言案を示しました。
2025年1月以降の共通テストにおいても、英語民間検定試験と記述式問題の導入について「実現は困難と言わざるを得ない」としました。
報道によると、文科省は提言がまとまり次第、今夏に導入断念を正式に決定するようです。