理科の苦手分野を把握してますか?
2021/07/31
「理科に関して学校の定期考査は問題ないのに、実力テストや模試だと結果が散々」
中学3年生からよくこんな言葉を聞きます。
これは理科という教科特有の性質が影響しています。
高校生になると理科は物理、化学、生物、地学と科目ごとに学びます。
対して中学校の理科はこれら4科目を総合で学びます。
例えば、生物の分野と物理の分野はほとんど関連性がないので、それぞれ独立した知識を蓄えなければなりません。
そして一度学んだ単元は学校で再び学び直すことがありません。
中1の最初に学ぶ「植物」に関する知識を、中3になっても忘れないでいるのは大変です。
都立高校を目指すなら理科の入試を避けて通ることはできません。
まずはこれまで学校で習った範囲のうち、自分が苦手としている分野がどれなのか把握することが大切です。
比較的得意な分野と苦手な分野を分別したら、この夏休みの間に苦手分野を徹底的に復習しましょう。
中3に限ったことではありません。
中2の皆さんも既に習い終えた理科の範囲、折に触れて復習することをお勧めします。
中学受験を目指している小学生にも当てはまります。
これまで受けた模試の結果を分析して、苦手な分野を洗い出しましょう。