R4都立入試の数学を解説【空間図形】
2022/02/23
数学の大問題4、空間図形の「問2」の解き方を解説します。
私は長方形NMPQを底面とし、点Aからの底面までの距離=高さを求めて解きました。
三平方の定理を使ってNM=4√2、PM=9と分かります。
点AからNM、PQに垂線を下ろし、交点をそれぞれR、Sとします。
△ANMも△APQも二等辺三角形ですから、RとSはそれぞれNM、PQの中点です。
したがってA、E、G、C、R、Sは同一平面上にあります。
その面を切り取ると右図のようになります。
三平方の定理を使うとAR=√57、AS=6√2。
さらにAからRSに垂線を引きます。
三平方の定理を使うと、AR2-x2=AS2-(9-x)2(=h2)という等式が成り立ちます。
これを解くとx=11/3となり、再び三平方の定理を使うとh=14√2/3。
後は底面積×高さ×1/3を計算して、体積=112cm3を得られます。