都立入試、性別理由の不合格が大幅減
2022/07/14
全国の公立高校入試で、唯一男女別の定員を設けている東京都。
合格した男子より点数が高いのに、不合格になる女子が少なくないことが問題視されていました。
東京都教育委員会は令和4年度入試から、こうした問題の是正に乗り出しました。
男女別の定員を設けている109校すべてで、定員の10%を男女の区別なく合否を決定することにしたのです。
その結果が都教委から発表されました。
令和4年度入試では、女子であることが理由で不合格となったのは299人。
その数は令和3年度入試に比べて6割程度減少しました。
なお男子であることが理由で不合格となったのは15人でした。
都教委は男女別定員の全廃を検討していますが、その時期は未定です。