大学入試の社会科目は映画で学ぼう
2016/01/08
冬期講習で高3生に政治経済を教えています。
生徒が受験する大学の過去問を中心に授業を組み立てています。
教えながら、「政治経済の勉強に役立つ映画ってたくさんあるな」と思っています。
私が見た映画の中では以下のようなものがあります。
・終戦のエンペラー
…缶コーヒーのCMでお馴染みのトミー・リー・ジョーンズが出演しています。
昭和天皇がなぜ戦犯にならなかったのかがよく理解できます。
・サーティーンデイズ
…ケビン・コスナー主演。キューバ危機を勉強できます。
・ライトスタッフ
…トム・ウルフ原作のドキュメンタリー小説を映画化。
1960年代の、米国とソ連との有人宇宙飛行争いが良く分かります。
いまをときめく大スターがこぞって出演。
・大統領の陰謀
…ワシントンポスト紙の2人の記者がウォーターゲート事件を暴く過程を描いた作品。
実際の2人の記者が記した手記を映画化したものです。
・キリングフィールド
…カンボジア内戦を取材したジャーナリストの体験を基に実話を映画化。
ポル・ポトが率いるクメール・ルージュが何をしたのか……
・遠い夜明け
…アパルトヘイト下の南アフリカ共和国がどのような国だったのか。これも実話を基にした映画です。
・アメリカンスナイパー
…昨年公開されたクリント・イーストウッド監督の作品。
イラク戦争の現実を知るのに良いと思います。
このほかにベトナム戦争を知るには「グッドモーニング・ベトナム」と「7月4日に生まれて」をお勧めします。
反戦のメッセージが強い戦争映画ですが、銃撃戦は少ない作品です。
私は見ていないのですが、英国首相を題材にした「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」も気になる作品です。
間もなく公開される「ブリッジ・オブ・スパイ」も東西冷戦の勉強になりそうです。
政治経済に限らず、映画は社会科目の勉強の良い材料になります。
来年受験を迎える高2の皆さん。
向こう1年間、できるだけ多くの映画を見て小説を読んで、楽しく勉強してみてはいかがでしょうか?
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英才個別学院 梅島校
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