今年の傾向を一言で表すと「入試制度変更による安全志向」だそうです。

例えば、日比谷と戸山は志願者が大幅に減少しました。

当日の入試点だけで合否が決まる特別選考が廃止されたことに加え、換算内申の計算方法が変わったことで、実技教科の成績が悪い生徒が敬遠したためです。

代わって志望者が増えたのが中堅校です。

安全を見て、少しレベルを下げて中堅校を受けた生徒が多かったようです。

偏差値が50～55の高校では、不合格者数が前年度に比べて１割以上増えています。

一般入試で100名以上の不合格者を出した全日制の学校は、前年度の48校から55校に増えました。

今年の都立入試の平均点は6月ごろに公開されます。

英才個別学院梅島校では今後も情報を収集し、来年度に受験する生徒の指導に役立てていきます。