「地学」を疎かにしてはいないか?
2016/04/16
九州地方で震災に直面しておられる皆さま。
大きな余震がいまだに続いており、不安な1日をお過ごしのことでしょう。
学生の皆さんは新学期が始まったばかりというのに、勉強どころではありませんね。
私には「頑張ってください」と言うことしかができません。
地震や火山の噴火、大雨による浸水被害といった自然災害が、2000年代半ば以降続いています。
こうした災害のニュースを見るにつけ、思うことがあります。
日本の教育で「地学」が疎かないなってはいないかということです。
高校生で地学(基礎科目を含む)を学んでいる割合は25%程度だそうです。
平成27年度の大学入試センター試験で、理科第2科目を受験した延べ人数は47万4076人。
そのうち地学と旧課程の地学Ⅰを合わせた受験者は4885人に過ぎません。
当教室に通っている高校生を見ても、地学を学んでいる生徒はほとんどいません。
ご承知の通り、日本は自然災害大国です。
そんな日本だからこそ、地学の分野でもっと世界をリードすべきなのではないでしょうか?
これは各高校でどうするといったレベルの話ではなく、国として理科教育をどうすべきかという問題だと思うのですが……。
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英才個別学院 梅島校
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