中でも高校で言う地学の分野にあたる大問題3の正答率は38.8％。

天体に関する問題は例年正答率が低いのですが、今回は相当難しかったようです。

 

一方、国語の平均点は過去13年間で最も高く73.9点でした。

以下、その他の教科別に見ていきます。

＜数学＞

平均点は60.9点で高すぎもなく低すぎもなくといった結果。

文字式による証明の大問題2は正答率が30.9％にとどまりました。

最も難しい空間図形の大問題5は正答率が18％でした。

＜英語＞

平均点は57.4点で、前年より6点下がりました。

大問題1から5まで、すべての正答率が50％台です。

＜社会＞

平均点は59.3点で、ほぼ例年通り。

六つある大問題のうち世界の地理を扱う大問題2の正答率が53.6％で最低でした。

 

5教科合計の平均点は302.1点。

全校、全教科マークシート方式が導入されたとはいえ、近年では突出して高かった前年よりは下がりました。