政経の時事問題、新聞読むだけではダメ
2016/09/07
来年度の大学入試で政治経済を受験科目に選んでおられる皆さん。
一つアドバイスをさせていただきたいことがあります。
政経で厄介なのは時事問題です。
「どのような問題が出るか分からない」
「参考書や問題集に載っていない」
恐らく多くの方がこうした悩みをお持ちだと思います。
では、どのような対策を講じればよいのでしょうか?
月並みですが、毎日新聞に目を通しておくことは最低条件です。
例えば、今年度の中央大学法学部の入試では絶対的貧困と相対的貧困の問題が出題されました。
相対的貧困は、先般のNHK報道を巡ってネット上でも議論が巻き起こっているホットなテーマです。
では、新聞に目を通しておけばよいのかというと、それだけでは不十分です。
私が考える時事問題対策は以下の通りです。
①今年に入って政治や経済の分野で、“大きく継続して”取り上げられている話題をいくつかチェックする。
→いまはインターネットがあるので、見そびれたニュースも検索すれば探すことができます。
②その話題に関して、過去へ遡って経緯を調べる。
→大学入試では最近の話題についてその背景も問われます。経緯は参考書やネットで調べることが可能です。
先の中大の入試問題をひも解くと、まずは以前から発展途上国で問題となっている絶対的貧困に関して、その定義や現状が問われました。
そのうえで日本を含む先進国で最近問題となっている相対的貧困の定義や割合などが出題されました。
来年度の入試で取り上げられそうな時事問題を一つ例示しましょう。
英国のEU離脱です。
・なぜEUが発足したのか
・現在に至るまでの過程
・EUに加盟するメリット、デメリット
・英国離脱の影響
このような点を時系列で調べてノートにまとめておくとよい勉強になります。
「そもそもテーマを絞れない」
そうした受験生の皆さん。
英才個別学院梅島校では、かつて経済誌の記者をしていた私がアドバイスしますよ。
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英才個別学院 梅島校
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