少子化でも都内の小中学生は増加に
2017/09/15
少子化が進んでいる日本ですが、東京都内に限ると事情が違うようです。
東京都教育委員会は教育人口等推計(速報値)を公表しました。
それによると公立小学校に通う児童数は、平成29年度の57万6002人から平成34年度は60万2991人に増加すると推計。
公立中学校に通う生徒数は平成30年度までは減少していくもののその後増加に転じ、平成34年度には平成29年度より1万1449人多い24万3933人になると推計しています。
足立区に限ってみてみましょう。
平成29年度の公立小学校児童数は3万1393人。
これが平成34年度には3万268人まで減少(減少率3.6%)するとの推計です。
一方、平成29年度の公立中学校生徒数は1万3822人。
平成34年度には0.8%増えて1万3928人になると予想されています。
小学生の増加率が高いと推計されているのは千代田、中央、港の都心3区でいずれも30%を超えています。
その他では文京区(推計増加率27.2%)、渋谷区(25.6%)、品川区(20.8%)が高くなっています。
中学生の推計増加率が20%を超えているのは、千代田区(22.5%)、中央区(38.0%)、港区(40.2%)、文京区(31.5%)、品川区(22.5%)、渋谷区(22.4%)、豊島区(20.6%)です。
他方、都内でも市部では小学生も中学生も減少しそうなところが多いです。
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