大学への数学、「闇雲に公式暗記」は危険
2018/08/24
高校で習う数学にはたくさんの公式が出てきます。
それぞれの公式には、それを導き出す過程があります。
しかし「そんなものはお構いなし」とばかりに、ただ公式を丸暗記して使おうとする生徒は珍しくありません。
私は高校生に対して、最低限の公式を覚えれば良いと指導しています。
例えば三角関数。
加法定理の公式さえ覚えていれば2倍角の公式や半角の公式はすぐに導けます。
公式丸暗記で失敗するケースが多いのが数列です。
等差数列や等比数列の総和は、公式を覚えていなくても簡単に導けます。
等比数列の総和を求める問題では、第1項から第何項までの和を求めるのかを考えなければいけませんが、公式丸暗記の生徒はこうした点でよくつまづきます。
累乗の部分を間違えがちなのです。
もちろん簡単に導き出せない公式もありますから、そうしたものは覚えて使いこなさなければなりません
高校数学の公式は問題を解く武器になりますが、その使い方を間違えていると、いつまでも正解できるようになりません。
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英才個別学院 梅島校
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