大学入試改革への準備を始めています
2019/05/09
ご承知の通り、今の高校2年生が受験する再来年から大学入試が大きく変わります。
現行の大学入試センター試験に代わって大学入学共通テストが導入されます。
新テストについては昨年と一昨年に試行調査（プレテスト）が実施されました。
それを見ると、新テストでは「思考力」を問う問題が出題されます。
国語と数学でマークシート方式に加えて記述式問題が出題されたり、「正しい答えをすべて選べ」といった問題が出題されたり。
学習塾で高校生を指導する立場としては、うかうかしてはおられません。
私も大学入試改革について研究を始めています。
これまでも文部科学省や独立行政法人大学入試センターのホームページは欠かさずチェックし、情報を収集してきました。
しかし、断片的な情報をつなぎ合わせただけでは、入試改革の全体像がぼやける恐れもあります。
そこで大型連休中に「教育激変」（中公新書ラクレ）という本を読みました。
ジャーナリストの池上彰氏と作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏の対談をまとめたものです。
大学入試センター理事長との対談も掲載されており、入試改革の狙いやこれから若者に求められる力などを再確認しました。
また、プレテストの問題分析も本腰を入れて始める必要性を感じています。
すべての科目は無理ですが得意の数学や国語などは改めて自分で解いてみて、受験生にはどのような力が必要なのかをを確認するつもりです。
大学入試改革に関しては、新聞やテレビのニュースなどで様々な情報が流れています。
ただし、受験生にとっての具体的影響をまとめた情報は、あまり多くありません。
近いうちにこのブログで、それらをまとめてお伝えするつもりです。
ご期待ください。
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