大学入試新テスト、「活用未定」が3割
2019/05/31
文部科学省は、「2021年度入学者選抜に向けた各大学の検討状況について」を公表しました。
現行の大学入試センター試験に代わって実施される大学入学共通テストの活用が、「まだ決まっていない」とする大学が3割近くに上りました。
国公立大学の9割以上が「活用する」としている一方、私立大学の30.3％、私立短期大学の43.2％が活用を決めていません。
新テストを活用する大学の約7割が、新たに導入される国語の記述式問題については「活用方法がまだ決まっていない」としています。
民間の英語資格・検定試験の結果については、「利用する」が4割強、「まだ決まっていない」が5割弱です。
新テストに代わるまで2年を切ったにも関わらず、活用方法を決め切れていない大学が多い実態が明らかになりました。
新テストを受ける現在の高校2年生にしてみれば、早く明確な情報を知りたいもの。
こちらも常に各大学のホームページなどに目を通していく必要があります。
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