大学入試英語成績提供システム、公表大学のみで運用へ
2019/10/02
2020年4月から運用開始となる「大学入試英語成績提供システム」。
4月から12月までの間に受験生が受けた民間の資格・検定試験の成績を大学側に提供するというものです。
羽生田文部科学大臣は10月1日の記者会見で、9月末までに活用方針を公表した大学のみを対象とし、初年度のシステムを運用する考えを明らかにしました。
このシステムを巡っては、各民間試験の詳細なスケジュールや一部の大学が活用状況を明らかにしていないことなどから混乱が生じていました。
9月には全国高等学校長協会がシステム運用の延期と制度見直しを求める要望書を文科省に提出。
全国大学高専教職員組合も延期や再検討を求めています。
他方、日本私立中学高等学校連合会はシステムの円滑な実施を求める要望書を提出するといった状況です。
受験生の不安を払しょくするために、羽生田大臣は9月末までに活用方針を公表した大学に絞って初年度は運用すると明言しました。
今の高校2年生が受験する再来年から変わる大学入試。
大学入試英語成績提供システム以外にも不透明な部分はまだ残っています。
このブログで、できるだけ多くの情報を提供していきます。
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