センター試験本番までに数学受験者がすべきこと
2020/01/08
大学入試センター試験本番まで残すところ10日間。
受験する皆さんはセンター試験の過去問を解いていることでしょう。
私の専門である数学について、本番までにしておくべきことをお伝えしようと思います。
「どの単元も得意」という方はごく少数だと思います。
過去問を解いてきて、得意な単元と不得意な単元が明白になっている方が大多数でしょう。
この時期、特に把握していただきたいのは、不得意な単元の中でも苦手とする問題はどのようなタイプかです。
苦手な方が多いと思われる数学Ⅱ・Bの数列を例にしましょう。
数列といっても漸化式、階差数列、群数列、分数の数列の和の問題など、様々なタイプがあります。
過去問などを解いてみて、どのタイプの問題で間違えやすいのか、ある程度把握できているのではないでしょうか。
本番ではどのタイプが出題されるか分かりません。
ですから苦手とするタイプの問題を極力多く解くようにしてください。
これとは別に、ここ数年は出題されていない問題にも注意が必要です。
例えば、数学Ⅱ・Bではここ数年、「図形と方程式」の独立した中問題が出ていません。
しかし、2013年度と2014年度には出題されています。
万一のために復習しておくことをお勧めします。
受験生の皆さん、ラストスパート頑張ってください!