来年の都立高入試を展望する【社会】
2020/07/09
長期化した休校期間に配慮して令和3年度の都立高校入試では、出題から除外される内容があります。
社会については、公民分野の以下の内容は出題されません。
「私たちと経済の『国民の生活と政府の役割』」
「私たちと国際社会の諸課題」
「国民の生活と政府の役割」の例としては、税制や社会保障制度などが挙げられます。
「私たちと国際社会の諸課題」では、国際連合や冷戦下の世界、経済のグローバル化などを学びます。
公民は大きく政治の分野と経済の分野に分けられますが、出題から除外されるのはいずれも経済分野です。
日本国憲法をはじめとする政治分野はしっかりと知識を身に付けてください。
経済分野では「モノの価格がどのように決まるのか」や企業の仕組み、金融の役割、円高円安、雇用の問題が要注意です。
社会に関しては過去2年間、難易度が上がって平均点が低めです。
教科書に詳しく記述されていない内容も出題されています。
英才個別学院梅島校では9月から入試直前まで、中3生を対象とした無料の社会講座を開設します。
その口座では、教科書や資料集に載っていない内容も教えていきます。