「si」？それとも「shi」？

日本語の「し」をローマ字で表記するとき、「si」とすべきか「shi」とすべきか――。

実はどちらも正解。

ローマ字にはいくつかの様式があります。

「し」を「si」と表記するのは訓令式、「shi」と表記するのはヘボン式です。

1954年の内閣告示で、日本語を書き表す際は訓令式を用いると定められました。

多くの小学校では訓令式でローマ字を教えています。

一方、ヘボン式は英語の発音に近い表記です。

外国の方が読みやすいように、日本国内の道路標識などにはヘボン式が用いられています。

このローマ字の表記、統一が検討されるようです。

森山文部科学相は5月14日、文化庁の審議会へローマ字の統一的な表記を検討するように諮問しました。

確かにいくつも表記があると混乱しますよね。

この続報、いずれブログでお伝えします。