中間考査でこれが出る・高校数学A
2023/10/06
間もなく各高校で始まる2学期中間考査。
高校1年生の数学Aの試験範囲は確率だと思います。
そこで確率を解く上での注意点をまとめました。
①余事象の確率の見分け方
問題文に「少なくとも…」という表現がある場合は、ほぼ余事象と考えましょう。
例えば「赤玉3個と白玉4個が入っている袋から同時に3個取り出すとき、少なくとも1個は赤玉である確率」という問題。
取り出した球が全部白の場合の確率を計算して1から引いて求めます。
②「排反」かどうかを見極めよう
Aという事象とBという事象が起こる確率を考える問題。
AとBが同時に起こらない場合は排反ですから加法定理で求めます。
AとBとが同時に起こることがある場合は、Aが起こる確率とBが起こる確率を足し、そこからAとBが同時に起こる確率を引かねばなりません。
③「独立な試行」を理解しているか
1回目の試行で事象Aが起こり、2回目の試行で事象Bが起こる確率を求める問題です。
1回目にAが起こる確率と2回目にBが起こる確率の掛け算になります。
④条件付き確率は2階建てで
事象Aが起きたときに事象Bが起こる確率を条件付き確率といいます。
分母にAが起きる確率、分子にはAとBが同時に起きる確率の2階建てで計算します。
今回の中間考査は1学期に比べて難易度が上がるので、しっかり演習して臨んでください。
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